注文住宅をする上でぜひ参考に、と言われ。
・家族で映画「みんなのいえ」を見た。三谷幸喜監督、田中直樹(ココリコ)さんと、八木亜希子さん、唐沢寿明さんに田中邦衛さんたちが演じ、新進気鋭のデザイナーと、大工・長一郎がマイホームを建てる上で対立しながら紆余曲折する、という内容。三谷幸喜さんらしいコメディに仕上がっている。実際に、注文住宅を建設中の私たちにとって、とても参考になり、興味深かった。
興味深かった内容・その①「人は自分に似た家を建てる。」(イタリアの諺)
・ところどころに、出てくる名言の一つで、一番心に響いた。今、まさに我が家を作ろうとしていて、その我が家は、私たち家族のこだわりが詰まった、一生に一度だけしかできない家だ。それらのこだわりの一つ一つは、もしかしたら、建物を作る職人さんにとって、とても面倒くさいものかもしれない。でも、どうしても譲れないものは譲れないし、妥協できるところは妥協して、自分たちにとって最高の家を作りたい。建売や大手ハウスメーカーにはできない完全注文住宅。家=私。なるほど、的を得ている。
興味深かった内容・その②大工とデザイナーの対立
・家を建てるにあたり、いろんな場面で、大工とデザイナーの意見の対立があった。それぞれの自信とこだわり、思いがあり、ぶつかり合う。目的はただ一つ「住む人にとって最高の家づくり」のはずなのに。見てる方向は一緒のはず、なのに、それを見失い、主張が先走ると、必ずお互いに不満ができる。自分たちの家づくりにおいても、何となくリフレクションするものがあった。多くの人の力と知恵があってこその完成、だと改めて思う。
興味深かった内容・その③「本当に気に入った家は、三軒目に建てた家。」
・ところどころに、出てくる名言の一つ。長年住んでいたマンションは、自分たちが建てた家ではないし、今回が1回目の注文住宅なので、このあとの人生であと2回も注文住宅なんて建てる?いやいや、現実的ではない。お金が有り余っているのなら、建ててみたいとは思うが。でも、それぐらい、1回目では、何一つ後悔しないようには、建てられない、ということだ。だからこそ、多くの人が、最初の最後の注文住宅を、最高のものにしてほしい、という願いを込めて、このブログを始めることにした。これから注文住宅を建てる方たちに、参考になれば、これほど幸いなことはない。