移住する前の検討事項

移住先の場所

何を一番重要視するかを考える

・勤務先までの距離

・通勤で使いたい路線の確認

・自宅から最寄り駅までの距離

・(犬連れの場合)大きな公園の有無、近隣すべての公園

・自転車や車の交通量(自転車で生活するか、車がいるのか)

◎移住先が車社会の場合

・車を購入する必要性

・車無しで生活する場合、歩道がある程度整備されているか。

・車無しで生活する場合、街灯があるかないか。

移住先での仕事(生活費を稼ぐための手段)

・今の仕事を続けながら、自宅と勤務先を往復できるか。長距離の場合は電車に座れるか等も考慮。

・続けずに転職の選択肢もある。(うちは、妻が新築近くに転職しました)

・共働きなら、それぞれ自分がどうしたいかを考える。

・待遇、年収、働きやすさ等も考慮して、続けるか転職かを決める。

移住先での住まい

・うちの場合は、注文住宅希望→都内に1時間以内に行ける範囲での土地探し→工務店に仮住まいを進められ、先に移住。

・マンションを売却するのに、新築が出来てから、仮住まいをせずに直接引っ越しという手段もある。仮住まいはすべておいて、手間が増えるので本当はそうしたかった…。でもある理由でできなかった。

・賃貸、マンション、戸建てといろんな形態があり、いろんな優先順位があるので、それぞれの家族の考え方で、移住の時期なども検討してください。

子どもの転校どうする?

・よく聞くのが、小学校あがるタイミングでの引っ越し。子供が転校しなくて済むので。

・うちはすでにマンションを購入し、18年ぐらい経過していたため、長女は大学生、次女は小学校高学年。小学生でも子供に自我がある場合は、必ず意見を聞き、子供本人が転校することに前向きかどうかを確認したほうがいいです。「転校のせいでいじめられた」とか「転校のせいで学校が楽しくない」と思われたら、子供は一生ひきずってしまうかもしれないので、慎重に。

・長女は大学生で、都内から地方に行くことに、大反対。どうせ就職したらまもなく家を出るだろうと予測し、長女の反対を押し切って移住を決意。今になっても、「あのとき自分の意見を受け入れてくれなかった」と未だにめちゃくちゃ文句言われてますが。一方で、下の子は順応で、最終的に3回転校することになったが、転校する理由もきちんと理解していたし、それぞれの学校で友達を作り、一緒に遊んだりしていたのでよかったと思う。

土地の探し方②。

決めた土地に出会うまで。1件目。

<現地に行ったときの感想>事前の情報で土地の敷地内に「植栽あり」とは出ていたが、実際に見ると、植栽が思ったより多かった。植栽の扱い(残すか、またはお金をかけて全部処分するにしても)は、購入者負担という売主のご希望。これを処理するとなると、何十万持っていかれるな、と。また、写真にはなかったが、北側の隣接地に竹藪があった。南の公道は舗装されておらず、砂利。うーん、車が汚れる。建築条件付きと記載がなかったが、ほぼ建築条件付きのようなスタイルで、そのまま、建築会社を紹介された。私たちはすでに、希望の間取りを図面に起こしていたため、予算が合わず、見送り。

決めた土地に出会うまで。2件目。

<現地に行ったときの感想>駅からの道は割と近い。歩きで確認。現地は勾配がかなりあり、奥になるごとに道路からの高さが低くなっていた。雨量が多いときに、家のほうになだれ込むのはどうかなと思った。決して交通量は多くなさそうだが交差点沿いの角地、車の音やエンジン音が気になりはしないかな、と。土地の区画も若干面積が狭め。「これ」というインスピレーションは受けなかったので見送り

決めた土地に出会うまで。3件目。

<現地に行ったときの感想>駅から徒歩1分。駅のロータリーから土地が見える。駅自体に活気はあまりない。駅付近にコンビニやお店も一切ない。電車の本数が若干少なめ。土地の区画も面積が狭め。商店街の一角というような立地。駅近なのは理想だが、ちょっと違うかな、と。

決めた土地に出会うまで。4件目。

<現地に行ったときの感想>大手ハウスメーカーが手掛ける一体的なエリアでの建築条件付きの土地(1件目)。街並みやコンセプトが付近一帯に統一されていてよい反面、区画が理想よりも狭め。すでに売れている区画が多数あり、残っている区画は駅から遠め。区画のエリア外に廃棄業者があり、方角を変えた見た目が一気に変化。台風等の暴風で、廃棄物が飛んでこないか、多少心配。以上のことから見送り。

決めた土地に出会うまで。5件目。

<現地に行ったときの感想>大手ハウスメーカーが手掛ける一体的なエリアでの建築条件付きの土地の2件目。上記同様、区画が理想より狭め。すでにモデルハウスとして建っている土地の一角の戸建てを見学。希望している間取りの図面を見せると、「弊社ではできない」とのこと。勝手な推測で申し訳ないが、「できない」のではなく、その予算では「やらない」だけ、のような。まぁいい。

決めた土地に出会うまで。6件目。

<現地に行ったときの感想>小学校が隣なのは理想に見合い、OK。だが目の前の、交通量が多少多めな道路沿い。自分のうちに車を駐車するとき、毎回難しいかな、と。広さは理想的だったが三角の土地で使いにくいかも。見送り。

土地探しのポイント(一例)

Webにあえて掲載されていない情報(プラス面、マイナス面)を、いくつ見つけられるかがポイント。

  • 駅からの距離を気にする方は、車ではなく、必ず、徒歩で駅から歩いてみよう。駅からの徒歩で、急な坂道がないか、歩道が整理されているかなどがわかる。家までの街並み、ルート上のスーパーやコンビニ、薬局等も確認できる。
  • 掲載されている写真の角度の反対に立って観察する。
  • 回りの建物は何があるか、実際の目で確認する。事前に調べる段階で、地図アプリ等の写真も参考にはするが、新しくできた建物は、地図アプリに更新されていない可能性のほうが高い。
  • 目の前の道、交通量、騒音等ないか、日当たりはいいかなど。晴れの日に行って気に入っても、すぐに決めず、もう一度曇りの日や雨の日等に行ってみると、太陽が隠れている間の日当たりも確認できたり、雨の日の水たまり、雨水の流れ具合なども観察できる。

土地の探し方①。

土地を探すのに、大事にしたこと

1.駅から15分圏内

2.都心までのアクセスが1時間以内

 理由:次女の習い事で、引き続き都心へ週1で通うため

3.土地の広さは約80坪、公道南向き

 理由:希望であるインナーガレージのため。

4.地形や標高等、自然災害を考慮した土地かどうか。

5.公園・学校・スーパーの位置

 理由:柴犬の散歩で必須(外でしか、おしっこ・ウンチをしなくなったので)。また、マンション時代、スーパーが近すぎて便利すぎたので継続の条件。小学校・中学校・高校は有事(災害)の際、避難所になるため、近いに越したことはないという考え。

気に入った土地が見つかるまでの行動

・候補の鉄道路線沿いの土地を「スーモ」で検索。条件をお気に入りにしておくと、新着情報として、連絡をくれる機能はとても便利。

・「スーモ」で気に入った土地は、お気に入りに入れておいて、予約し、実際に見に行く。「明日行きたいんです」など連絡が急すぎると、「同行する者がいないが、勝手に見ていいですよ」と言われる。もしそう言われても、延期せずに、自分たちが行きたいタイミングで、見に行くとよい。隣に何が建っているか、周囲には何があるか、土地の勾配等、現地を見に行かないとわからないこともたくさんあるので!

・使いたい鉄道路線の実際の駅に下り、アポなしで、駅近の不動産屋さんに飛び込みで、いい土地がないか聞く。(→これは、結局、進展がないものばかり。いきなり飛び込みで来られても、どんな客か分からないのに、いい土地があっても、教えたくないか・笑)。実際に駅を下りて足を使うことによって、改札口を出たときの環境、電車の本数等も把握でき、通勤をイメージできる。

最後は「縁」

・最後は、お見合いと一緒で「縁」に尽きると思う。気に入った物件が、1週間経過して、購入意思を伝えようと連絡したら、もう売れた、とかは、賃貸でも、分譲でも、土地でも、よくある話。

・もし、気に入った土地が売れてしまっても、焦らず、探し続けことをお勧めする。皆さんに、いい「ご縁」がありますように!